2021-04-07 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
担い手の問題として重要なことは、そもそもなぜ無形の民俗文化財を担うのかという担い手側の意思であります。かつては、日常生活の中での楽しみや深い信仰など、その人の生活や人生に意味があったと推測します。しかし、現代においては、生活やなりわいの在り方が劇的に変わったことにより、何が意味があるのでしょうか。
担い手の問題として重要なことは、そもそもなぜ無形の民俗文化財を担うのかという担い手側の意思であります。かつては、日常生活の中での楽しみや深い信仰など、その人の生活や人生に意味があったと推測します。しかし、現代においては、生活やなりわいの在り方が劇的に変わったことにより、何が意味があるのでしょうか。
近年、このB級グルメにつきましては、始めとする新しい地域ブランドというものが普及しつつある中で、やはりこの地域ブランドが有名になればなるほどそれに乗っかるといいますか、まがいものというものが出てくるというのも事実でございまして、そうなりますと、普及にしっかり取り組んでおります担い手側が風評被害等々を受けるということになってまいります。
それでは、担い手の方のお話に移りたいと思いますが、担い手、特に頑張っている、成功している担い手側から言わせますと、行政が担い手を育てるというのはすごくおかしなことだと。それは経営者というのが分かっていない人が言うことであって、経営者というのは育てることはできないんだと言うんです。
やはり担い手側が、一体だれがどのような条件であったら担えるのか、あるいはどういう選択肢を、公共サービスを国民に提示できるのかというところまでも含めての制度設計が今後は必要であると思います。
各国を横並びで見た上でのOECDの報告書によりますと、一つは予防、診断、それから治療を行うための医療能力の進歩、これは医療の担い手側の問題がここはある。もう一つは、医療の受け手の問題として、肥満の増加ということが挙げられているわけでございます。
特に、経済論議の中で、その数字の話だけがやや先に行き過ぎていることに若干私は懸念を感じておりまして、問題は民需をどういうふうにエンカレッジしていくのか、そういう需要サイドからのアプローチと同時に、大事なのはサプライサイド、つまり担い手側の体力をどういうふうに強化させていくかというここのところがもう一つです。
それには、言うならサプライサイド、担い手側のやる気をどうやって引き出すか、このことがこの減税論の中でも、さっきからちょっと議論がありましたが、法人税減税でやったり、これはさっきの話があった日本の産業空洞化と関係しているわけだけれども。